Chart for WPF/Silverlight
カスタムアニメーションの作成
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プロット要素は、ほとんどすべて標準の WPF/Silverlight アニメーションでアニメ化できます。次のスタイルは、「走るアリ」のアニメーションをマウスポインタの下にある要素に追加する修正版のスタイルです。

コードのコピー
<Style x:Key="mouseOver" TargetType="{x:Type c1c:PlotElement}">
   <!-- デフォルトの黒色の輪郭 -->
   <Setter Property="Stroke" Value="Black" />
   <Style.Triggers>
   <!-- マウスポインタが要素上にあるときに太い赤色の輪郭を作成 -->
         <Trigger Property="IsMouseOver" Value="true">
               <Setter Property="Stroke" Value="Red" />
               <Setter Property="StrokeThickness" Value="2" />
               <Setter Property="StrokeDashArray" Value="2,2" />
               <Setter Property="Canvas.ZIndex" Value="1" />
               <Trigger.EnterActions>
                     <!-- アニメーションを開始 -->
                     <BeginStoryboard >
                          <Storyboard>
                          <DoubleAnimation Storyboard.TargetProperty="StrokeDashOffset"
                          From="0" To="8" RepeatBehavior="Forever" Duration="0:0:0.5"/>
                           </Storyboard>
                     </BeginStoryboard>
               </Trigger.EnterActions>
         </Trigger>
   </Style.Triggers>
</Style>

グラフの各DataSeries は、系列内の個々の記号、コネクタ、領域、円のスライスなどを表す PlotElement オブジェクトで構成されます。PlotElement の具体的な型は、グラフタイプによって決まります。

アニメーションをグラフに追加するには、Storyboard オブジェクトをプロット要素に関連付けます。これは通常、DataSeries.Loaded イベントに反応して行います。このイベントは、PlotElement オブジェクトが作成されてデータ系列に追加された後に発生します

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